電子たばこ販売「グッドチル」を一斉捜索 大麻リキッド販売容疑

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全国展開する店舗で違法な大麻リキッドを販売した疑いが強まったとして、厚生労働省の各地方厚生局にある麻薬取締部が、電子たばこ販売グループ「グッドチル」(本店・神奈川県藤沢市)の全28店舗を大麻取締法違反の疑いで一斉捜索していたことが判明した。関東信越厚生局麻薬取締部が25日、明らかにした。東京や大阪、広島など9都府県の計20店舗から違法な大麻成分を含むとみられる電子たばこ用リキッド計141点を押収したという。

グッドチルはホームページなどで「日本最大の合法大麻屋」「違法な成分は入っていない」などとうたい、電子たばこ関連商品などを全国の店舗やインターネット上で販売していた。ただ、麻薬取締部は大麻の幻覚成分を濃縮した違法なリキッドを販売していたとみており、各店舗の営業実態や違法性の認識などを慎重に調べている。

一斉捜索は各地の警察と連携して20~21日に実施された。押収したリキッドの一部を鑑定したところ、違法な大麻成分「テトラヒドロカンナビノール」(THC)が検出されたという。THCが含まれていたのは「草魔人」という商品で、「完全玄人向け」などとして1点あたり1万6000円程度で販売されていた。

麻薬取締部は「(この商品は)健康被害が生じる恐れがあり、所持していれば法令違反を問われる可能性もある。購入者は最寄りの麻薬取締部に提出してほしい」と呼びかけている。

 

 


Post time: Aug-01-2023